動線を確認する方法

毎日の暮らしの中で
「なんか使いにくい」
「家事や片付けが負担、時間がかかる」
と思ったら、動線を見直してみましょう。

無駄に動き回っていませんか?
使いたい時に使いたいものがすぐ取れるようになっていますか?

動線の確認方法は簡単。
たとえば洗濯についてみて見ましょう。

洗濯の脱水が終わる➡洗濯ハンガーにセットする➡(外に)干す➡洗濯物を取りこむ
➡たたむ➡収納する

この動作をどこでしているか、簡単な間取り図に線を引いて
図面の上で移動してみます。
線が短くシンプルだと労力が少なくラクちんです。

全部一直線にできるのが理想的ですが、間取りによって難しいですよね。
脱水から干すまでを優先するか、
取りこんでから収納までを優先するか、どちらかになる場合が多いです。

ではキッチンはどうでしょう。
お料理の手順を思い出してみます。

冷蔵庫から食材を出す➡洗う➡切る➡鍋に入れて煮る➡お皿を出して盛り付ける

こんな順番で冷蔵庫から調理台、食器棚まであまり離れておらず
行ったり来たりしないで動作ができていれば負担が少ないです。

身長が高い人なら吊り戸棚を上手に活用すると、ほとんど動かないで
作業ができる場合もあります。

キッチンが狭くても、それを逆手にとって、調理台と背面の家電食器棚に上手に
食品や調理道具、食器を置くと、振り返ってすぐ物がとれて便利です。

「使う所の近くに使う物を収納する」という原則を思い出せば
キッチンのモノの定位置は決めやすいですね。

水を使うシンクの下には「ざる・ボウル・やかん」や掃除道具。
火を使うがス台の下には「プライパン・なべ・ふた・油」など。

真ん中の調理台の下には調味料や小さい調理道具といった感じです。
最近のシステムキッチンはラップ類やキッチンツールなどを立てて収納できるように
仕切られているものが多いので、なんとなく場所も決まりやすいです。
(それでも何を入れたらいいからない、という方はいらっしゃいますけど)

モノの位置で動線が変わります。
無駄な動きが多かったら、モノの位置を変えてみましょう。
どんな動きが理想的か考えれば、どこに何があれば便利か見えてきますよ。

「なんか使いにくい」
「家事や片付けが負担、時間がかかる」

と思ったら、是非動線と物の位置を見直してみてくださいね!