これを知っておくと家具の配置で失敗しない

現状の暮らしを改善する時だけでなく、新築で間取りが決定する前にある程度
家具の配置を考えておくことは大切です。

それは、家具を置くにはそれなりのスペースがいるので
引っ越した後、家具が置けない!となっては困るから。

また、テレビや固定の家事スペースの照明の位置によって
配線計画に影響がでるからです。

家電製品を置きたいところの近くにコンセントがないとコードが長くなり、
見た目が悪かったり足元の安全性に問題がでてくる場合もあります。

現状の暮らし改善のためのレイアウト変更

では、現在の暮らしを改善するために家具の配置を変える場合はどうでしょう?

まず、家具の配置は片付けやすさに影響します。
動線が悪かったり、家具は置けるけど狭くて引き出しや扉が全開しないとなると、
面倒くさくて片付けず物が出しっぱなしになりやすいです。

そして忘れてはいけないのは、家具周りにスペースの余裕を設けること。
人がゆったりストレスなく移動できる幅は約60センチです。

壁(窓)とベッドの間なら、ベッドが低いので、もう少し狭くても
それほどストレスは感じないかもしれませんが、
背の高い家具と壁の間が60センチしかなければとても狭く感じますよね。

どこにどんな家具を置くかによっても変わりますが
家具の周りを人が移動するのに最低必要なスペースがあります。

図面上で家具を配置してシミュレーションする場合は
移動にストレスがかからないかも是非チェックしましょう。