収納について「これを考えればいい」というレールを引いてもらえて助かりました

自由設計のご自宅を工務店で建てた茨城県H様邸。
新築収納コンサルティングをご利用いただき、お引っ越し後にインタビューさせていただきました。

サービスをご利用いただく前はどんなことに悩んでいましたか？

奥様：どうすれば片付くのかわかりませんでした。どこに何を置くのか住所決めとか。
前の家はなかなか片付かないところがあり、効率よく片付く家にしたいと思っていました。

サービスを知ってすぐに申し込みましたか？

奥様：そうですね。いろいろな会社で間取りをもらっていて、もう間取りを決めないといけない段階だったので。どの間取りも一長一短あり、「どうしたらよい動線になるのか」「収納は難しい」と間取りで行き詰まっていたので、頼むことにしました。

実は初め夫は「ちょっと(料金が）高いし、なんとかなるんじゃない？」と言っていました。本も売っているし、モデルルームで勉強すればいいかとも思ったのですが、高い買い物なので失敗したくない。完璧はないにしても完璧に近いものにしたかったし、家具を置きたくなかったので、きちんと場所を決めてスッキリ生活したいという気持ちが強かったです。

それに自分がいいと思っても収納の先生から見ると、いろいろあるのかなと思って。

実際にサービスを利用してみていかがでしたか？

奥様：洋服を掛けるには何センチ必要かなど教えてもらったことや、提案書を元にクローゼットの寸法など自分で図を書いて業者に説明できました。

ご主人様：特にパントリーはよかった！(奥行の）深さは指摘してもらわないと気づかないことで、廊下側からも使える収納をつくることに変更できたのはよかったです。アドバイスをいただかなかったらできなかったし、完成度として満足感は上がったと思います。

奥様：家の金額からみるとそれほど高いものではなかったですね。人の価値観によりますよね。本を読んでやろうとする人もいるかなと思いますけど。

ご主人様：一通り本も沢山読んだんですけど、やっぱりプロのいろいろな事例を見ているという経験があると全然違うし、もっと高度な話ができるし、逆にウエルカムです。パントリーなど「ここまで深くても案外使いづらい」という経験から教えてもらえる。「なるほどね」と思いました。

奥様：サイズ感は図面からだけではわからないですしね。

ご主人様：どんなプロジェクトもそうですけど、家づくりって「この視点に立って、どう？」と言われて「あっそうだ」と気づく。言われれば当たり前だけど、言われるまで気づかない。それができるのがまさにコンサルの価値だと思うんですよね。気づくと気づかないとでは全然結果が違うと思います。

奥様：あと、どこまで自分たちのライフスタイルを盛り込むかですよね。私たちはいくつもハウスメーカーを回って、イメージを膨らませていたつもりでしたけど、やっぱり図面では生活のイメージがつきにくいかった。話しているうちに「どうしたい」とか「そうだそうだ」と気づくことが多かったです。

ご感想やこれから自由設計で家を建てる方に一言お願いします

奥様：収納は住んでからでないとわからないこともあるけど、とりあえずのゴール、見通しをプロに伴奏してもらえると助かると思います。本をたくさん読んで100の事例を集めても、自分たちに使えるのは10くらい。私の家のゴールをオーダーメイドで作ってもらえるのはうれしいです。

ご主人様：うちはいろいろ勉強して、さらにもう一押しプロに見てほしかったので、自分たちの考えていることが「そう変なものではない」と確認できてよかったです。たぶんうちは普通じゃないので(笑）あまり参考にならないかもれませんが、あまり知識がない方でも、先生が入ることで「収納についてはこういうことを考えなければいけないのか」がわかるので、家族で話しあうきっかけになると思います。スタートダッシュを切らせてもらえますよ。

ノウハウはいっぱい本にあり事例は勉強できるけど、自分たちの暮らしには合っているのか、使いやすいのかイメージしづらいので、自分たちでは気づかない点を指摘してもらえ満足感があがる家づくりになりました。