収納計画って何するの?(3)
収納計画の3つのステップ。
前回までのお話で必要な場所に必要な量の収納スペースができました。
最後に考えるのは「収納の形」です。
棚がいいのか、引き出しを組み入れるのか。
棚を作るなら、空間をどのように仕切って、
奥行き何センチの棚を何枚くらい用意するのかなどを考えること。
大容量の収納スペースがあるだけでは床に置くだけで物の出し入れや管理がしにくく
結局出しっぱなしになって、片付かない部屋になってしまうから。
収納方法はたくさんあるようですが、基本はたったの3つ。
①入れる収納・・・引き出し、ボックスなど
②並べる収納・・・本棚など
③掛ける収納・・・ハンガーラック、フックなど
物の形、大きさ、使用頻度に合わせて適切な方法を選びます。
難しい収納のワザは不要。
凝り過ぎちゃうとしまうのが面倒なので、簡単なのが一番です!
このように持っている物や家族のライフスタイル(生活動線・部屋の使い方)に合わせた
「収納場所」「収納量」「収納の形」を考えるのが収納計画です。
自由設計で家を建てたり、リノベーション、リフォームなら
「家に持ち物やライススタイルを合わせる」のではなく
「自分たちの持ち物やライススタイルに家を合わせやすい」です。
住み始める前に是非考えたいですね。