家全体を必ず見直すのはどうして?

「リビングに物があふれて片付かない」
「衣類の整理収納に困っている」
「リビングに壁面収納を作るリフォームをしたい」

そんなご相談を受けてお客様のお宅を訪問するとき、必ず全部のお部屋を拝見させていただき
部屋(スペース)の使い方を見直します。
なぜだと思いますか?

問題となる場所だけでなく家全体を見るのは、そもそも問題となっている部屋に置くべきものでないものが、あるかもしれないからです。

たとえば、リビングに壁面収納を作るとして、今リビングにあるパソコンデスクも
壁面収納に組み込むかどうかは、どこでパソコンを使いたいかによって変わってきます。

パソコン作業に一緒に使う資料が多いので、できれば別の部屋にパソコン机を置きたいのか
家族みんなで使えるようにリビングに置きたいのか。
ふさわしい場所は違いますよね。

片付く家の原則「使う場所の近くに使う物を収納する」ためには
どこで何をするのか、(したいのか、した方がもっと快適なのか)
そこから見直す必要があります。

見直した結果、今の部屋の使い方で問題ない場合もあるし、変えた方がいい場合もある。
ちなみに、片付かないとお悩みのお宅は部屋の使い方を変更するケースがほとんど!
そもそものモノの定位置もよくなかったということですね。

もっと快適な暮らしへのお部屋の改造は、家族の行動パターンをもとに
各部屋の使い方から見直すことをお忘れなく。