夫のスペースはどこにする?

昨日の「夫の書斎はどこにする?」の続きです。
書斎(個室)はいらないけれど、ちょっと一人になれる場所、趣味で集めたモノを
思いっきり飾れる場所が欲しいという場合があります。

そんなとき、新築だったら主寝室に隣接した場所に
2帖くらいの扉がない個室のようなスペースをつくったり、
主寝室を広めにして専用のカウンターを置くこともできます。

また、お母さんのワークスペースと同じように、
リビングの片隅に幅80センチ程度の机が置ければ
そこがお父さんのスペースというお宅もあります。

リビングの一角にご主人様のスペ―スを作る場合の難点は、整理収納が苦手なご主人様ですと
そのコーナーが雑然と散らかって見えがちだということです。
これは家具の配置によって視線をそらし、物の存在感を軽減することもできるので
いろいろ工夫の余地はあります。

また、大きなパソコンなど機械的な物がたくさんある場合、
ナチュラルなイメージのリビングのテイストに合わないと
見た目にこだわる奥様にはちょっと嫌だな~となる場合もあります。

ただ、「家族の気配がするところにいたい」というご主人様もいらっしゃるし
ご主人様の私物がそれほど多くなければ
このスペースを時間差で家族で共有して使うことも可能です。

「何を大切にして、何にこだわって、どんなふうに暮らしたいのか」
「どんなふうに?」とは家族との関係性ももちろん含まれますし
何を優先したいかでも変わってきます。
お互いの気持ちをじっくり話し、あらゆる可能性を考慮して検討したいですね。