ライフステージに合わせて部屋の使い方を見直す(子ども編)

「子どもが大きくなっておもちゃや衣類が片付かない」
「何だか使い勝手が悪くなってきた」
そんなときは、いつもの「使ったら元に戻す」という片付けではなく
部屋の使い方から見直したら?というサイン。

家族の成長とともに、必要なモノや行動パターンは変わってきます。
定期的な見直しで、いつも快適な暮らしに。

子どもの成長期に合わせるとわかりやすい

大雑把なライフステージは

①夫婦二人の生活期
②お子さんが小学校に上がるまで(乳幼児期)
③お子さんが小学生(学童期)
④お子さんが中高生以上
⑤お子さんが独立し、夫婦または一人暮らし

こんな感じでしょうか。

特にお子さんの成長期である②~④はリビングダイニングの使い方が変わってきます。

②はリビングにおもちゃや衣類など、今使っているお子さんの物が集まってきます。
③はリビングかダイニングで宿題や勉強をするお子さんが多いので
おもちゃに加え、学用品を置く場所が必要に。

このとき、勉強と遊びのスペースをいかに分けるかがポイントです。
年齢の離れたお子さんたちだと部屋(スペース)の使い方は場所だけでなく
時間帯も考慮したいところです。

④はほとんどのお子さんが個室で勉強するようですが、制服だけはリビングや隣接する部屋で着替えたい➡衣類もそこに収納したい、というケースもあります。

リビングダイニングの使い方は快適さに影響する

リビングダイニングは家族みんなが集まる場所。
最もスッキリさせたいと願う人が多い場所であり、また最も物が集まりやすい場所です。
それは家族みんなで使う物に加え、個人的な物を持ちこむ場所だから。

特にお子さんが小さいうちは、お母さんの見えるところにいたがるし、
家事をしながらお子さんの世話をするのでリビングダイニングに
お子さんの物が集まるのは当然です。

でも、あっちもこっちもお子さんの物であふれると
まるで保育園のようになって落ち着かないという大人は多いです。

まずはお子さんの物を置くスペースを決めること。
できれば多少散らかっていても気にならないところだと、
片付いていなくてもおおらかにいられます。

スペースを分けることで、大人も子供も快適に。
そして少し大きくなったら、遊びと勉強のスペースを分けて
やりたいことに集中できる環境を整えたいですね。

ライフステージに合わせて部屋の使い方を見直す。
次回は大人編です。