置き型の壁面収納のレイアウトで気を付けること
引っ越しして暮らし始めてから収納家具を追加するときに
壁面収納を考えるお宅も増えてきました。
今は(セミ)オーダーでなくても、通販で比較的簡単に購入できるようになりました。
天井までの高さの家具なので色や奥行によって圧迫感がかなり変わります。
まずはどんなモノをどのくらい収納したいかしっかり把握しましょう。
収納したい物の種類や量から、だいたいのサイズ感がわかったら
設置したい場所のサイズを測ります。
マンションの場合、梁が大きく出ていて奥行によって天井高がわかるなど
よく確認したいところです。
また、壁にピッタリ付ける場合、床の上5センチくらいのところに壁を囲むようにある
巾木(はばき)の厚みも調整できるかどうかチェックしたいですね。
そして忘れがちなのは、天井に着いている照明や警報器の位置。
予定していたところに壁面収納家具を置いたら、扉を開けた時照明にぶつかってしまい完全に開くことができなかったという失敗があります。
もともと高い位置なので、使用頻度がかなり低いモノを収納するようになりますが
照明にぶつかってしまうことを忘れて、思いっきり扉を開けてしまうと
照明器具を壊してしまうことになりかねませんので、できるだけ避けたいです。
このように、壁面収納家具の配置を考えるときは窓やドア、床下収納など
開閉があるスペースを避けるものはもちろんですが、
天井の状態も忘れないようにしたいもの。
設置するスペースのサイズを測るのはもちろん、壁面収納家具のサイズも
床面積だけで置けると判断せず、扉や引き出しを開けた状態でのサイズ(特に奥行)の
確認を忘れずに!