洗濯物はどこに干す?

ライススタイルや間取りよって、洗濯物を干す場所、洗濯ハンガーにセットする場所は異なります。
これから家を建てるなら、是非洗濯干し場の確保をお勧め!

洗濯用用品のベストな定位置

洗濯物干し場は
①庭
②二階のベランダ
③風呂場
④二階ホールや和室などあまり使わない家の中のスペース
⑤専用の室内物干し場
あたりでしょうか。

たとえば干すのが二階のベランダだとして、
脱水した洗濯物を洗濯ハンガーにセットするのがどこか、
取り込んで洗濯物をたたむのがどこかによって
洗濯ハンガー類の保管(収納)場所として適している所がかわります。

洗面所でセットするなら、やはり洗面所にハンガー類を収納しておくのがベスト。
「使う場所の近くに使う物を収納する」のが片付く家の基本です。

ハンガーを掛けるところがありますか?

意外と困るのが、洗濯物をハンガーにセットするとき、
洗濯ハンガーを掛ける(吊るす)ところがない場合です。

洗濯機をまたぐようにパイプラックを置いたり、突っ張り棒を渡したりして
工夫されているお宅が多いです。
これも洗面所のような狭い所ならなんとかできそうですが
リビングなど広いところはなかなか難しいです。

私は朝早く出勤でなければ、8時の朝ドラを見ながら居間で洗濯物をセットします。
築30年以上たつ古い家なので居間と隣の元客間の間にはふすまがあり、鴨居があります。
そこに洗濯ハンガーを掛けることができます。

最近の新しい家は、広いLDKが好まれることが多く、壁が少ないです。
ましてや「鴨居」などありません。
リビングダイニングで洗濯物をセットしたい場合は、あらかじめ使いとき(だけ)に引き出せるような洗濯干しを付けてもらうのがお勧めです。

理想は洗濯干し場を確保!

スペースに余裕があるなら、洗濯機の近くに洗濯干し場(セットする場)があり
その延長線上で外に干しに出られると便利です。
夫婦共働き世帯では、夜に洗濯機を回すお宅やご主人様が洗濯担当になっているお宅も多く、
夜部屋干ししておけるスペースが風呂場の他にもあると都合がいいです。

エアコンの風があたるところや、階段の上空などもねらい目。
花粉症で外に干せないお宅、昼間洗濯するお宅でも、梅雨時など部屋干しする必要はありますから
間取りを確定させる前に、是非家の中にも洗濯物干し場を考えておくことをお勧めします。