収納に必要な大きさ(量)を決めるときに気を付けたいこと(3)

収納計画で必要な収納の大きさを考える時にまずやることは
「物の量を把握する」こと。
このとき、不要なものを処分しておくのがベストでしたね。
ここで気をつけたいのは、今ある物がそのまま必要な量になると考えないこと。

たとえば新築で家を建てる時の玄関の収納設計を考えてみましょう。
建てる時お子さんがまだ幼児だったら、家族全員で靴箱に何足くらい入ればよいでしょうか?

今持っている靴の数ではお子さんの靴はサイズが小さい上に、
大人に比べればそれほど数も多くないかもしません。
でも10年後、靴自体のサイズが大きくなっていますし、
特に女のお子さんならと靴の種類が増えている可能性が高いです。

お母さんと同じ大人の女性が一人増えるのですから、
それを見越して靴の収納スペースを確保する必要があります。

将来増える可能性がある衣類や趣味のものなども、
それらを見越して収納スペースに余裕を持たせるのが大事です。

ストック品のスペースについて

ストック品も今の量だけで判断すると失敗します。
たとえば、まとめ買いをする方の場合、たまたま整理をしたときの在庫が少ないだけなのか、
いつもこれくらいしかストック品を持っていないのか確認します。

ストックはまとめ買いをした「最高に多い時」の量で収納スペースを確保します。
入れるときもスペースに対してモノの量が8割くらいなのが理想。

そうしないと、あとから同じ種類のモノが家の中に入ってきた時収納するところがなく「とりあえず空いているところにしまう」ということになり、
それが続くとあっちにもこっちにも、同じ種類の物がバラバラに収納され
把握できなくなってしまうのです。

いただき物が多いお宅も気をつけたいですね。

「今」だけでなく、将来や物が多い時をイメージしてみる。
収納スペースは余裕を持たせるのがキレイを維持するコツです。

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