これさえできれば部屋は片付く②物の住所を決める

片付く部屋づくりの基本「これさえできれば部屋は片付く4つのポイント」
お伝えするシリーズ。
今日はその2つめ。

物の住所は決まっていますか?

物を片付けようと思ったら、戻す場所が必要です。
いわば物の「住所」、定位置です。
定位置が決まっていないと元の位置に戻すことができません。

定位置がないと、「どこに置こう?」といちいち考え
とりあえず・・・と置いたところにそのままになりモノがあふれてしまうのです。

その定位置はふさわしい場所ですか?

「定位置を決めるのが大事!ってことは知っているよ」
「定位置は決まっています」という方も多いですが、
そもそもその定位置は「そのモノ」を収納するのにふさわしい場所でしょうか?

片付けやすい部屋であるためには
「使う場所の近くに使う物を収納すること」が大事です。
なので、モノの定位置を決める時は
「これはどこで使うのか?」を考えます。

モノの整理をしているときにはそれでよいのですが
実は整理を始める前に考えておきたいことがあります。

部屋の役割を明確にする

モノの整理を始める前にどの部屋をどんなふうに使うか、
部屋の役割を決めておくのがおすすめです。

たとえばダイニング。
ここで食事以外にどんなことをしますか?

・郵便物をチェックする
・お子さんが宿題をする、お絵かきをする
・新聞(雑誌)を読む
・学校のプリントや書類を確認する
・家計簿をつける
・ノートパソコンを見る
・友達が来たらお茶菓子を出す
・アイロンをする
・縫物をする

など、ご家庭によって異なりますが、いろいろな人がいろいろなことをします。
これらの行動に必要な「モノ」の定位置をダイニングに決めておきます。

優先順位を考えよう

「使う場所の近くに使う物を収納する」ことはわかったけど、
じゃあ、文具にパソコン、郵便物、新聞・雑誌、書類、裁縫道具・・・。
全部置くなんて無理!スペースがない!!
困りましたね。

家族が集まるリビングやダイニングはみんながモノを持ち込むので
モノがあふれやすいのです。

そんな時は優先順位を決めて使用頻度の高い物を置くようにします。
また、「整理力の低い人を優先する」のもよいです。

たとえば、使ったら元に戻す習慣がまだできていないお子さんの文具などは
ダイニングテーブルの近くに収納の定位置を決めてあげて
定位置さえ決まっていれば元に戻せる大人の物は
少し離れたところを定位置にするといった具合です。

また雛人形やクリスマス用品のように、
使用頻度の低い物の定位置は、使う部屋でなくてももちろんOK。

使う場所、使用頻度、収納スペースと物の大きさなどを考慮して
最適な定位置を決めたいですね。

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