これさえできれば部屋は片付く③使ったら元の場所に戻す

片付く部屋づくりの基本「これさえできれば部屋は片付く4つのポイント」を
お伝えするシリーズ。
今日はその3つめ。

使ったら元の場所に戻す

「使ったら元の場所に戻す」
これは片付けの基本中の基本ですね。

「それができないから困ってるんじゃん!!」というお声も聞こえてきそうです・・・。

それ、どうしてできないんでしょう?
どうだったらできそうですか?

3つのポイントを確認しましょう

・モノの定位置は決まっていますか?
・それはふさわしい場所ですか?
・収納方法は簡単ですか?

収納方法はとってもシンプル。
3つしかありません。
・入れる収納(ex. 引き出し、箱、かごなど)
・並べる、重ねる収納(ex.棚など)
・吊るす、掛ける収納(ex.ハンガー掛けなど)

収納したいモノの使用頻度や形、大きさ、収納場所などに応じ
最適な収納方法を選びます。

収納方法は「手間がかからないこと」も重要です。
たとえば、毎日使うものなのに

①押入れのふすまを開ける
②押入れの中の引き出しを引き出す
③引き出しの中の箱のふたを開けて取り出す

なんてやっていたら、面倒くさいですよね。
使うときは必要だから取りに行くけれど、
終わったあとは面倒でその場に置きっぱなしとなりがちです。

この「面倒くさい」という思いをいかに排除できるかがポイント。

「手間」を「アクション」ともいいますが
毎日使うものならアクションは「0」か「1」に。
たとえば鉛筆立てに立ててあるはさみを取るときは0アクション。
引き出しを開けて取り出す場合は1アクションと考えます。

また、使ったら「すぐ」元に戻せなくても
早めにリセットすれば、大きく部屋は乱れません。

「使ったら元の場所に戻す」習慣を付けるためにはまずは準備が必要です。
前回までの「これさえできれば部屋は片付く①②」を参考にふさわしい収納場所に
簡単な収納方法で収めるという環境を整えましょう。