家を持つときに最初にすること

ある一定の年齢になると、家を買おうと考え始めますよね。
それは友人が家を買ったという話を聞いたり、子供が大きくなって
手狭になってきたからなど、何かきっかけがある場合もあります。

家は一戸建てでも新築か中古か、建売も選べます。
分譲マンションという手もあるし、将来実家に帰るので、借家のままでいいという人も。

だから家を持とうと思った時に最初にやることは、住宅展示場に行くことではありません。
「どんな暮らしがしたいのか」理想の暮らしを考えることです。
もっというと「どんな人生を歩みたいか」家族でゆっくり話しましょう。

なかなか何十年も先のことまでイメージするのは難しいですが、
人生最大の買い物をするわけですから、それくらい大事なことです。

たとえば「ご夫婦共に海外生活が長く、いずれは海外に住みたい」というのであれば
何も無理して家を買う必要はないわけです。

望む暮らしがある程度見えてこないと、どんな形態の住まいがいいのか決めることができません。
実はそもそも家を買う必要がないかもしれないのです。

家づくりは新築やリフォーム、現状の暮らしを改善するための整理でも最初にすることは同じです。

間取りや収納、設備など、決めなければならないことが山ほどありますが
基本となる軸が決まっていると、迷った時にそこに立ち返ることができます。

「そもそもどうしたいんだっけ？」

本当に望む暮らしを実現するために、まずはここから考えてみましょう。
「好き」なイメージをたくさん集めたり、「こんなことできたらいいな？」という
という理想を、たくさん書き出すことから始めてはいかがでしょうか。