部屋の状態と人格は関係ありません

片付かない部屋を他人に見せるというのは勇気があります。
お客様の中には
「否定されるのではないか」
「怒られるのではないか」
と不安に思う方もいるようです。

部屋の状態はライフスタイルや価値観、置かれた状況などを表しています。
たとえば
「仕事をしながら一生懸命育児をし、なかなか時間に余裕がないのですね」とか
「休日は人と会うより、黒いモダンな革のソファーにゆったり座り、大画面のテレビで映画を見てリラックスするのが落ち着くのですね」とか。

たとえ物が多くて散らかっていても、それはだらしがないからだとは思いません。
片付けのやり方やわからなかったり、
そもそもの部屋の使い方や家具のレイアウト、収納の方法などが
家族のライフスタイルに合っていなくて、片付けにくいだけの場合もあります。

また、寂しさや自信のなさから物をためこんでしまい、
物が増えて対処できなくなっているようなケースもあります。

部屋は心の状態を映す鏡。
部屋にいい、悪いもないのです。
ただ、そのような状態の部屋があるだけです。

だから、「片付けられない自分はダメだ」などと思わなくていいのです。
もちろん、そんな状態の部屋に暮らすあなたを否定したり、怒ったりしません。
そして「心地よい空間で暮らしたい!」と思ったら、
いつからでも変わることはできますよ。